全て奪われたこの世の果てに 『魔王』
2008年 09月 21日
ちょっと今更な話題かもしれませんが、
ドラマ『魔王』をやっと観終わりました。
第一回、第二回までオンタイムで観ようと試みたのに、
二回共、見事に魔王ではなく睡魔に撃沈。
金曜日の夜って、疲れてるんだよね。
もう、金曜日の夜にオンタイムで観るのは無理だと諦め、
録画しておいた物を最終回放送後、
ここ数日間で一気に観ました。
はい、そんなわけで以下ネタバレ満開感想よー。
いやー、まさか大野さん×優香さんの演技に泣く日が来るとは……。
この作品の一番の号泣箇所は、
第七話の優香さん演じる盲目の女性が、
大野さん演じる弟・領が本物の領ではないことをわかっていたと打ち明ける場面でした。
テレビの中の大野さんも泣いてたけど、私も泣いたよー。
どんな事情があって、いつ頃から離れ離れになった姉弟か存じませんが
(作品中で詳細は語られてなかったよね?)、
いくら盲目とはいえ、実の姉を騙しきるのは難しくないか?
きっと盲目なら尚更、声や触覚の変化とかに敏感だろうに。
つうか、絶対に優香さん演じるお姉さんは、
領が入れ替わってることに気づいてるって思いながら観てて、
予想通りの展開なのだけど、泣けて仕方なかった。
何らかの事情で弟のふりをしている男の優しさに惹かれて、愛していたんだよね。
それは限りなく愛に似た恋だったんじゃないかなと思いました。
誰かが弟と入れ替わってる→では、本物の弟は?って思っただろうに。
復讐に利用する為に近づいた人間の希望になっていた偽りの領。
こんな愛と感情は完全に計算外だったでしょうに。
とにかく、この場面は泣けて仕方なかったです。
余談だけど、大野智×優香というと思い出すが、
前に『宿題くん』で、恋人同士って設定で寸劇みたいのしたよね。
大野さんが「優香りん☆」とか言っちゃって、プレゼント渡したりする……。
まさかあの二人がこんなシリアスなお芝居するなんてね。
いい意味で裏切られました。
そして、次に泣いたところ。
第八話で、小林涼子さん演じるサイコメトラーしおりさんが、領=友雄と気づく場面。
その前の場面が領と花火ではしゃいでいたのに、
急に別れを告げられたのだからねぇ。
で、直後に領に貸した傘でビビっときちゃうしおりさん。
それはそれは悲しかったでしょうに。
ここはしおりさん役の小林さんの演技に泣きましたわ。
「何で気づいてあげられなかったのだろう……」という無念さを滲ませた表情が切なくてね。
泣けて仕方なかったです。
私はこの作品を観るまで、
小林さんを存じてなかったのですが、
清潔感のある手垢のついてない無垢な雰囲気が何とも素敵な女優さんですね。
まさに“汚れを知らない百合の花”のよう。
ついつい領が計算外だった感情を抱いてしまったのも、
生田斗真さん演じる直人も好意を抱いてしまったのも納得できるしおりさんでよかった。
先日、私生小林涼子さんを観たのですよ!
嵐の国立競技場コンサートの初日にいらしてました。
マジで可憐でお美しい方でした。
何より細くて華奢。
本当に本当にキレイな方でした。
国立競技場で上がった花火を舞台上の領と、
客席にいたしおりさんはどんな気持ちで眺めたのかしら?
とにかく、小林さんはまだまだお若いので、彼女のこれからに超期待してます。
そして、次の泣き所は、
つうか、実はあんまり泣かなかったのだけど、
第十話の直人が領に謝るところです。
絶対にこの展開はあるだろうと思っていたので意外性はなかったのだけど、
生田さんの熱い演技に胸打たれてしまいました。
確か、この回の冒頭に、直人はしおりさんに、
「刑事さんはもう充分苦しみました。」って言われるのよね。
そして、この流れ。
罪を犯してしまった側の逃れられない苦しみを熱く演じていた生田さんにも、
今回の作品で好感を抱いてしまいましたわ。
で、結末。
領ははじめから絶対に死んで終わると思ってました。
まぁ、そうなると直人もねってことで、大雑把に予想通りの展開でした。
予想通り過ぎて最終回は泣けず。
しおりさんが絶叫して大号泣とかしたらヤバかったと思うけど。
静かに静かに悲しんでたね。
主演俳優大野さんも予想通りの活躍でした。
やればできる人なのは嵐ヲタとしては存じておりましたし。
『アマツカゼ』に続いてのストイックな青年役でした。
今度は是非ハッピーな青年が観たい。
それこそ、かつて優香さんと演じた寸劇のような。
はーぁ、『魔王』楽しかったです。
でも、あの終わり方どうよ。
しおりさんがハーモニカから感じとった物は何よ。
気になるじゃねえか!
DVD-BOX買えってか。
何気に魔王G-SHOCKを予約しちゃいそうな私なのに。
お金ないよー。
私のリアル友達の誰か!DVD-BOX購入予定はございますか?
貸してくれー!
あー、でも何だかんだで買っちゃうのかなー、私。
以下、どうでもいいかもしれないけど、気になった『魔王』。
領が思わずしおりさんを抱き締めちゃう場面。
領が右手に鞄を持ったまましおりさんを抱き締めていたのが印象的。
よくあるこういう場面だと、鞄は地面にポイっじゃないの?
何だか、この遠慮気味なところがストイック俳優!?大野さん演じる領だよなーと思いました。
領が花火大会終了後にしおりさんに会いに来る場面。
領が浴衣に着替えてたらどうしようとか思ったの私だけ?
「ごめん、着替えてたら遅くなっちゃった!」とか言って、
男前な浴衣姿で現れたらどうしようかと思いましたわ。
芹沢家関係者さんで唯一生き残った吉瀬美智子さん演じる麻里さんは、
これから何をどうして生きていくのでしょうか。
それにしても、訳ありの結婚ぽかったとしても、
旦那死んだ後の切り替え早かったねー。
何だか、宝塚ぽかった
(ほら、宝塚は長くて約2時間強で完結だから何かと切り替えとか展開が早いのよ)。
『魔王』の全てが観終わった後、
ネットで見たネタで一番笑ったのが、
『魔王』は谷正純先生演出か!?というものでした。
谷正純先生というのは宝塚歌劇団の演出家です。
このネタ、きっとヅカファンはウケるとおもうのだけどなー。
私、声出して笑ったもの。
あはははは。
ドラマ『魔王』をやっと観終わりました。
第一回、第二回までオンタイムで観ようと試みたのに、
二回共、見事に魔王ではなく睡魔に撃沈。
金曜日の夜って、疲れてるんだよね。
もう、金曜日の夜にオンタイムで観るのは無理だと諦め、
録画しておいた物を最終回放送後、
ここ数日間で一気に観ました。
はい、そんなわけで以下ネタバレ満開感想よー。
いやー、まさか大野さん×優香さんの演技に泣く日が来るとは……。
この作品の一番の号泣箇所は、
第七話の優香さん演じる盲目の女性が、
大野さん演じる弟・領が本物の領ではないことをわかっていたと打ち明ける場面でした。
テレビの中の大野さんも泣いてたけど、私も泣いたよー。
どんな事情があって、いつ頃から離れ離れになった姉弟か存じませんが
(作品中で詳細は語られてなかったよね?)、
いくら盲目とはいえ、実の姉を騙しきるのは難しくないか?
きっと盲目なら尚更、声や触覚の変化とかに敏感だろうに。
つうか、絶対に優香さん演じるお姉さんは、
領が入れ替わってることに気づいてるって思いながら観てて、
予想通りの展開なのだけど、泣けて仕方なかった。
何らかの事情で弟のふりをしている男の優しさに惹かれて、愛していたんだよね。
それは限りなく愛に似た恋だったんじゃないかなと思いました。
誰かが弟と入れ替わってる→では、本物の弟は?って思っただろうに。
復讐に利用する為に近づいた人間の希望になっていた偽りの領。
こんな愛と感情は完全に計算外だったでしょうに。
とにかく、この場面は泣けて仕方なかったです。
余談だけど、大野智×優香というと思い出すが、
前に『宿題くん』で、恋人同士って設定で寸劇みたいのしたよね。
大野さんが「優香りん☆」とか言っちゃって、プレゼント渡したりする……。
まさかあの二人がこんなシリアスなお芝居するなんてね。
いい意味で裏切られました。
そして、次に泣いたところ。
第八話で、小林涼子さん演じるサイコメトラーしおりさんが、領=友雄と気づく場面。
その前の場面が領と花火ではしゃいでいたのに、
急に別れを告げられたのだからねぇ。
で、直後に領に貸した傘でビビっときちゃうしおりさん。
それはそれは悲しかったでしょうに。
ここはしおりさん役の小林さんの演技に泣きましたわ。
「何で気づいてあげられなかったのだろう……」という無念さを滲ませた表情が切なくてね。
泣けて仕方なかったです。
私はこの作品を観るまで、
小林さんを存じてなかったのですが、
清潔感のある手垢のついてない無垢な雰囲気が何とも素敵な女優さんですね。
まさに“汚れを知らない百合の花”のよう。
ついつい領が計算外だった感情を抱いてしまったのも、
生田斗真さん演じる直人も好意を抱いてしまったのも納得できるしおりさんでよかった。
先日、私生小林涼子さんを観たのですよ!
嵐の国立競技場コンサートの初日にいらしてました。
マジで可憐でお美しい方でした。
何より細くて華奢。
本当に本当にキレイな方でした。
国立競技場で上がった花火を舞台上の領と、
客席にいたしおりさんはどんな気持ちで眺めたのかしら?
とにかく、小林さんはまだまだお若いので、彼女のこれからに超期待してます。
そして、次の泣き所は、
つうか、実はあんまり泣かなかったのだけど、
第十話の直人が領に謝るところです。
絶対にこの展開はあるだろうと思っていたので意外性はなかったのだけど、
生田さんの熱い演技に胸打たれてしまいました。
確か、この回の冒頭に、直人はしおりさんに、
「刑事さんはもう充分苦しみました。」って言われるのよね。
そして、この流れ。
罪を犯してしまった側の逃れられない苦しみを熱く演じていた生田さんにも、
今回の作品で好感を抱いてしまいましたわ。
で、結末。
領ははじめから絶対に死んで終わると思ってました。
まぁ、そうなると直人もねってことで、大雑把に予想通りの展開でした。
予想通り過ぎて最終回は泣けず。
しおりさんが絶叫して大号泣とかしたらヤバかったと思うけど。
静かに静かに悲しんでたね。
主演俳優大野さんも予想通りの活躍でした。
やればできる人なのは嵐ヲタとしては存じておりましたし。
『アマツカゼ』に続いてのストイックな青年役でした。
今度は是非ハッピーな青年が観たい。
それこそ、かつて優香さんと演じた寸劇のような。
はーぁ、『魔王』楽しかったです。
でも、あの終わり方どうよ。
しおりさんがハーモニカから感じとった物は何よ。
気になるじゃねえか!
DVD-BOX買えってか。
何気に魔王G-SHOCKを予約しちゃいそうな私なのに。
お金ないよー。
私のリアル友達の誰か!DVD-BOX購入予定はございますか?
貸してくれー!
あー、でも何だかんだで買っちゃうのかなー、私。
以下、どうでもいいかもしれないけど、気になった『魔王』。
領が思わずしおりさんを抱き締めちゃう場面。
領が右手に鞄を持ったまましおりさんを抱き締めていたのが印象的。
よくあるこういう場面だと、鞄は地面にポイっじゃないの?
何だか、この遠慮気味なところがストイック俳優!?大野さん演じる領だよなーと思いました。
領が花火大会終了後にしおりさんに会いに来る場面。
領が浴衣に着替えてたらどうしようとか思ったの私だけ?
「ごめん、着替えてたら遅くなっちゃった!」とか言って、
男前な浴衣姿で現れたらどうしようかと思いましたわ。
芹沢家関係者さんで唯一生き残った吉瀬美智子さん演じる麻里さんは、
これから何をどうして生きていくのでしょうか。
それにしても、訳ありの結婚ぽかったとしても、
旦那死んだ後の切り替え早かったねー。
何だか、宝塚ぽかった
(ほら、宝塚は長くて約2時間強で完結だから何かと切り替えとか展開が早いのよ)。
『魔王』の全てが観終わった後、
ネットで見たネタで一番笑ったのが、
『魔王』は谷正純先生演出か!?というものでした。
谷正純先生というのは宝塚歌劇団の演出家です。
このネタ、きっとヅカファンはウケるとおもうのだけどなー。
私、声出して笑ったもの。
あはははは。
by topaz2002
| 2008-09-21 23:09
| 嵐