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私の感激記録


by topaz2002
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『鉄道員』

先日、『オリヲン座からの招待状』の映画を観たので、
再び、原作の短編が収められている、短編集『鉄道員』を読んでみた。

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)
浅田 次郎 / / 集英社
ISBN : 4087471713
スコア選択: ※※※※※



大学生の時、一度読んでいるので、
数年振りの再会。

一度読んでいるにも関わらず、
泣けて泣けて仕方なかった。

主に、移動中に読んだのだけど、
山手線内でも西武線内でも泣けて泣けて。

人目も憚らず泣いた。

『鉄道員』は、
映画版も原作の内容もなぜだかよく覚えていたので、
冷静に読めた。
いいお話だよね。


『ラブ・レター』は、
大学の時も号泣したけど、
この度も号泣。

自宅で読んでいたら、
声を上げて泣いていた気がする。

話の展開も覚えていたのだけど、
やっぱり、あのラブ・レターには泣けちゃうよ。

確か、中井貴一主演で映画化されたよなと思い、
DVDを観てみようと思ったら、
DVD化されてないみたい。
ちなみに韓国でも映画化されてて、
そちらのDVDは見つけたのだけど。

何とかして観てみたいなー。


『悪魔』は、
後味の悪さが何とも言えない。
毒々しいお話。
結構好き。


『角筈にて』、これも泣けたー。
数年前に西田敏行さん主演でドラマ化されてて、
印象に残っちゃってるものだから、
西田さんがちらつきながらの読書でした。


『伽羅』も後味悪いね。
何とも言えない。


『うらぼんえ』も泣けた。
大学の時は、随分大人に思えてた主人公と同い年になっていた自分に驚く。
努力では防げない不幸ってあると思う。
仕方ない。
その時は、新しい一歩を踏み出すしかない。


『ろくでなしのサンタ』は、
主人公の不器用な優しさがいいね。
自分も大変な身の上なのに、
雑居房で一緒になった不器用な男の為に、
一肌脱ぐ主人公。
やっぱり泣けたよ。


『オリヲン座からの招待状』
実はかなり内容を忘れかけていたので新鮮だった。

映画版原作は、あまりに印象が違って驚いた。

映画はわざとああしたとのことで。
そうかー。

とにかく、両方共いいです。


は~泣けました!
by topaz2002 | 2007-12-04 17:40 | 読書