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独女も泣いちゃうよ。『明日の記憶』を観る。

今日は、以前から観たかった映画、
『明日の記憶』をやっと観てきました。

もう、公開初日から1ヶ月以上も過ぎているので、
うちの最寄の映画館(シネコン)では1日1回の上映。
でも、今日はレディースデイでもないし、
映画館はガラガラだろうなって思っていたら、
結構な入り状態でびっくり。

客層は、私の親世代が多かったな、やっぱり。

いやー、泣いちゃいましたよ。

原作は小説だし、
随分、マスコミ等で紹介された作品なので、
内容は何となくご存知の方が多いかと思いますが、
簡単に説明すると、
渡辺謙さん演じる主人公が、
若年性アルツハイマー病に侵されてしまって……。

謙さんの役は、
広告代理店の部長で、
数人の部下を抱えて、
大きな仕事も得られて、
一人娘の結婚も決まって(しかも娘は妊娠中!)……。

まさに人生円熟期。

しかし、病はこの日常をも侵していくのですよ。


私はバリバリの独女で、
特に決まった相手もいない状態。
要はその辺まっさらなのですが、
結婚するとか、
特別な付き合いをするとかいうことを考えてしまいました。

そこで、思い出すのは、
『星の王子さま』なんだよな。


「めんどうをみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。」


『星の王子さま』
サン=テグジュペリ作
内容濯訳 より

※ちなみにこの「めんどうをみた」という部分が、
訳者によってかなり違います。
この辺、ハマリます、『星の王子さま』。


簡単に「好きだ」なんて言えないわ(私的なことね)。


さて、映画のお話に戻しますと、
この作品、謙さんの部下役で、
愛しの袴田吉彦さんが出演されてました。

やっぱり、好きだ彼の演技、声、容姿。
謙さんをすごく慕ってる部下の役だったけど、
彼なら、田辺誠一さんが演じていた、
謙さんを陥れる部下の役でも観てみたいような。

後、矢名たかしじゃなくて、
及川光博さん演じる医師も良かったな。
クールなんだけど、
でも優しいお医者様って感じがとっても出てた。

現状、若年性アルツハイマー病を治すことはできないけれど、
進行を遅らせることはできる、
自分にはできることがある!
みたいなことをいうところは、
ブラック・ジャック様のようだったよ。


それにしても、
予想以上に泣いてしまった。


以下、ネタバレになってしまうが、


謙さんが、
部下とブッフェスタイルのレストランに入って、
謙さんが料理を取り終えて、
部下達を探すのだけど、
部下達が見つからなくてパニック状態に陥っちゃった場面、
謙さんも「えっ!」って声を上げていたけど、
私も「えっ!」って声を上げちゃったよ。
何だか、謙さんがとっても不安なのがすごく伝わってきて、
物凄く悲しくなった。


一番泣けたのは、謙さんと部下との別れの場面。
形だけ在籍した部署で、
形だけ見送ってもらって会社から出た後に、
全員で走って追いかけてきたかつての部下全員
(厳密に言うと、田辺誠一さん演じる部下は遠目で見守っていただけだけど)。

うぅ、この場面は、
映画館内すすり泣く声でいっぱいでした。


あぁ、今日は素敵な作品に出会えました。

おすすめの作品です。

『明日の記憶』
監督・堤幸彦
原作・荻原浩
脚本・砂本量 三浦有為子

渡辺謙 樋口可南子
吹石一恵 及川光博 香川照之 渡辺えり子 大滝秀治 他
2006年 日本

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by topaz2002 | 2006-06-27 23:51 | 映画