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私の感激記録


by topaz2002
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懐かしい匂いがした『メタル マクベス』観劇す。

そろそろ、書いておこうということで、書いておきます。

17日の水曜日に新感線☆RS『メタル マクベス』を観劇してきました。
内野さんご結婚公式発表の2日前。
このタイミングで1回は観られたことはラッキーかな、一応
(私は、今回の件、かなり祝福派なんだけどね)。

新感線の観劇は2度目。
1度目は、一昨年の帝国劇場の『SHIROH』
『SHIROH』は、硬派で重たい作品で、
私の心にとっても大きなものを落とした作品でした。

上川隆也さん演じる四郎の気持ちが、
よーくわかる気がして。

「なぜ、僕ではなく彼なのですか。」
みたいな台詞が今でも引っかかってます。
あぁ、DVD買おうかなぁ。


この作品は、チケット一般前売り後に、
たまたま、帝劇の前を通りかかった時に、
チケットの残りを聞いたら、
まあまあの席が残っていたので、
衝動買いして観たのだけど、
本当にこの時の衝動買いには感謝したわ。

余談だけど、クリスマスの土曜日に、
オンリーロンリーアローンで観劇したんだっけね。
カーテンコールで、
上川さんがハーモニカでクリスマスソング吹いてくれて、
感激したんだけど、さみしさ倍増したっけね。


はい、閑話休題

『メタル マクベス』ですよ。


いやー、下らな面白い作品でしたね
最上級に誉めてます)。

架空のバンド、メタル マクベスの歌う歌、面白過ぎるって。
下らなくて最高。

♪バースト! バーニング! ただしウチ以外!!
♪キル! キル! ただしヨメ以外!!
♪リンスはお湯に溶かして使え~
♪ダイエースプレー買うてこいや-



きちんと歌詞がわかる、
映像の演出もおかしくて最高です。

この歌詞を聴いて(読んで)、
あぁ、そうだった脚本は宮藤官九郎さんだっけね。

グループ魂も思い出したけど、
何と言っても思い出したのは、
ナイロン100℃の『THE GUNBEES SHOW』(1998年)
この作品も、架空のバンド、
THE GUNBEESが核となって繰り広げられるコメディで、
3話のオムニバス作品と言っていいのかな
(1公演2話上演、2回以上観ないと3話観られない!)。

この作品、クドカンさんは、
作・演出・出演という関わり方をされてます。

ちなみに、プログラムも、
『メタル マクベス』よりはしょぼいけど、
LPジャケット風。

急に懐かしくなって、
引っ張り出してしまいました。


うおー、またまた閑話休題


なぜ、こんなに脱線しまくるレポになるかと言えば、
それは、とっても懐かしい感じがしたんですよ、この作品。

私が学生の頃、好きで観ていた下北沢とかの小劇場演劇の雰囲気がして、
とにかく、おかしくて笑えて。
正直に言うと、JOVI JOVAとかも思い出しちゃったんだよね。

そのせいか何だか、下北沢の本多劇場が似合いそうとか思ってしまいました。


『マクベス』は、学生の頃に読んだ気もするのだけど、
内容はほぼ忘れちまった状態。
つうか、読んでないか???

あれ、松たか子さんの役は、オフィーリアだっけか???
(↑それは『ハムレット』!)
とか、
あぁ、宝塚宙組『白昼の稲妻』の劇中劇だっけか??
(↑それは『オセロー』!)
とか、いい加減なことを思いながら観ていたのだけど、
きちんとお話を知っている方曰く、
あれだけの笑いを盛り込みながら、
お話はきちんと『マクベス』だったそうで。

そうなのよ、最後の最後にぞっとさせられるのよ。


で、出演者の皆さんも、
この笑いの作品をきちんと上手に演じていて最高ですわ。

内野さんは勿論素敵でしたわよ。
でも、ちょっと下半身太った???
今回の衣裳は身体の線がはっきり出るから、
かなり驚きと衝撃の足(特に腿あたり)してなかった???
幸せだからかしら???
実は私が見落としていただけかな???


松たか子さんは、
可愛くて華やかな人だよね。
舞台がよく似合う。
1980年代の格好がとっても素敵だった。


森山未來さんは、
彼の本格的デビュー作品『BOYS TIME』(2000年)以来の彼でした。
でかくなったねぇ……。
おばちゃんも当時は女子大生だったよ……(遠い目)。
親の七光りの演歌歌手役がすごかったよね。
職業王子系だよね。
彼も映像より舞台がいいねぇ。


高田聖子さんは、
まず、『やんちゃくれ』のお姉ちゃん大好きでした。
この方も華やかな方だよね。
登場しただけで陽の雰囲気が漂う。
描いてる胸の谷間に釘付けでしたわ。


北村有起哉さんは、
やっと舞台で観られた!
実は気になっていたのです。
以前、ドラマで観た、
工事現場の作業員しながら、
娘を育てている、
どうしようもない(でも実はいい奴)ヤンパパのイメージが強かったのだけど、
柔軟なお方なのかな。
今回は、今回のお役以外の何者でもありませんでしたわ。


上條恒彦さんは、
出てくるだけですごかった。
歌声もすごかった。


あぁ、まったくレポになってないけど、
今回はこの辺で。

始まったばかりのお芝居だから、
ネタバレもあまり書かないほうがいいでしょうし(言い訳)。

とにかく、面白かったのよ。
すげー、長いんだけど。

あ、そうそう、前方上手席、かなり見切れます
座席前方に大き目のモニターがあって、
舞台上の見切れる場所で重要なやり取りがあるときだけ(多分)、
そこで映像を生中継のように流します。

私は初め、
この場所だけモニターあるなんてラッキーとか思っちゃったけど、
かなりアンラッキーだろよ。

バンド、メタル マクベスのドラムなんて、
1度も観られなかったっす。


あぁ!そうだ!この日も、
最近恒例の運命の人!
ブログ友達(!?)のベル様に遭遇。
ベル様、これは運命です。
素敵な人、紹介して下さい(←もうヤケ)。
なんて……、今度ゆっくりお茶しましょう♪


新感線☆RS『メタル マクベス』
演出 いのうえひでのり
脚色 宮藤官九郎
原作 ウィリアム・シェイクスピア

内野聖陽 松たか子
森山未來 北村有起哉 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと
上條恒彦他

青山劇場 
5/17(水) 18時



【2005/6/9追記】
北村有起哉さんを初めて観たと書いちゃってますが、
2004年鴻上尚史さんの『リンダ リンダ』で観てました。
いかんいかん。
by topaz2002 | 2006-05-22 01:54 | 観劇(内野さん関連)