私の感激記録


by topaz2002
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カテゴリ:読書( 58 )

フリーター、家を買う。

最近は気になった本は、まず図書館で借りて読む。
で、もう一回読みたくなったら文庫本になるのを待って買うことにしています(セコくて申し訳ない)。

最近、久し振りに文庫本化が待ち遠しい作品に出会いました。
有川浩著『フリーター、家を買う。』(幻冬舎・2009年)です。

この作品は、昨年に嵐の二宮さん主演で、フジテレビで連続ドラマ化され、人気を博した知名度のある作品。

私はこのドラマは、ブルーレイに録りダメしていて、最終回の放送後に一気に観ようと決めていたのに、ドラマ中盤に登場のドラマオリジナルキャラクター演じるキスマイ横尾さんの演技が気になって仕方なくて、ついうっかり、横尾さんの初登場の回を観てしまい(マジで神降臨♪ヤ○ー知恵袋を賑わしてましたね~!)、それ以降、横尾さん目当てに(やっぱり好きらしい)何となくほぼ毎週観るようになってしまい、ドラマの最終回まで観てしまい、ドラマのオチまで知っていました。
で、実は未だドラマを最初から観てないんだけど……。

まぁ、そんな事情は置いておいて。
原作本は、ドラマの一つのオチに当たる、主人公がフリーターを脱するのが、物語の約半分のところで訪れます。
原作本はそこから後が本当に面白いのです。
土木作業をしていたアルバイトの会社に社員として入社してからの、主人公の活躍振りには、いい歳して中途半端してる私を励ましてくれるかのようなところもありつつ、あぁ、やっぱり若いっていいなと思わせるところもありつつ、本当にさわやかな気持ちで読み進められました。

まぁ、ちょっとサクセスストーリー過ぎやしないかとも思うけど、時々は夢見たいのよ、いいじゃない、これくらい。

いつか、ここから後の話もドラマ化されないかしら。

いつか観られたらいいな~。



※久し振りにちゃんとした文章を書こうと思ったら対象者不明のよくわかんないコラム風になってしまった。
自分、まだまだっす。
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by topaz2002 | 2011-05-07 13:37 | 読書

翼や嵐だけじゃない私。

そんなわけで、久し振りに批評塾で書いた文章をアップしますわー。

小林多喜二『蟹工船』(新潮文庫、岩波文庫など)書評


『“地獄行きの船”と“ワンルームの孤独”』

<「おい、地獄さ行ぐんだで!」>の印象的な台詞から始まるこの作品。プロレタリア文学の代表作とされ、国際的評価も高く、いくつかの言語に翻訳されて出版されている。そして、著者没後75年目の今年、多くの若者に読まれているらしい。きっかけは、今年1月に毎日新聞に掲載された作家の高橋源一郎氏と雨宮処凛氏の対談が発端で、2人が「現代日本で多くの若者たちの置かれている状況が『蟹工船』の世界に通じている」と指摘したことによるとのこと。そんなこんなで、最近ではどこの書店でも平積みされているこの作品。しかしながら、おそらく作品名自体を何となく聞いたことある程度の人がほとんどで、大半の人は、実は内容さえもご存知ないのではなかろうか。『蟹工船』とは、オホーツク海で操業する蟹工船内の状況を描いた物語である。物語の舞台となる蟹工船博光丸は、様々な事情を抱えた出稼ぎ労働者を安い賃金で酷使し、暴利を貪っていた。現場の監督者は、労働者を人間扱いせず、暴力や虐待で彼等を支配する。過酷な労働条件の中、過労と病気で倒れていく労働者。そんな中、労働者達の間に結束が生まれ、やがて彼等は団結し行動を起こしていく。
私がこの作品を読んでいる最中に非常に衝撃的な事件が起きた。6月8日に発生した、25歳の派遣社員の男が、東京・秋葉原で、17人を死傷させた秋葉原無差別殺傷事件である。連日報道される容疑者の男の素性。雇用が不安定な派遣社員という身の上と事件の関連性を指摘する記事があったり、中には、“ワーキングプア”、“格差社会”とのキーワードと絡め、『蟹工船』を引き合いに出している記事さえもあった。そもそも、『蟹工船』と今回の事件はそもそも過酷な労働によって生じて来る問題と、不安定な雇用によって生じる問題なので根本は全く違うものであるのだが、現状から脱することができないことに共通項があるようだ。報道によると、容疑者の男は人材派遣会社が借り上げたワンルームマンションに一人暮らし、交友関係に疎外感を感じていたということだった。私はここが、今回の事件と『蟹工船』との決定的な違いと認識している。蟹工船は、“地獄行きの船”かもしれないが、結束、団結することができる仲間がいた。それに引き替え、容疑者の男はどうだったのであろう。そのことを思いながら、『蟹工船』を読むと、プロレタリア文学の違った側面が見えてくるかもしれない。



あぁ、日々勉強じゃ。
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by topaz2002 | 2008-06-29 00:05 | 読書

『ホームレス中学生』

話題の書、『ホームレス中学生』を読みました。


ホームレス中学生
麒麟・田村裕 / / ワニブックス
ISBN : 4847017374
スコア選択: ※※※

ホームレスだった時は案外短い。



かなり話題の作品だから、今更説明もいらないかな。

お笑いコンビ麒麟の田村さんの少年時代の回顧録です。
作品名が『ホームレス中学生』というセンセーショナルものだから、
どんだけホームレスしてたんだろ!?と思っていたら案外短い期間でした。
中学校2年の夏休みの1ヶ月弱、ホームレスを体験したそうです。

その体験談を除くと、
後は最愛の母との想い出と、友達と恩師とのやりとり、
そして、とてもしっかりものの兄と姉との生活の様子が綴られていました。

期間短いってばっさり言いきっちゃった田村さんのホームレス生活だけど、
中学生が一人で体験するにはやっぱりヘヴィーな出来事には変わりないわけで。
しかし、田村さんは現在このネタで大ブレイクをしているわけで。

人間何事も経験ですな。

人間万事塞翁が馬ですな。


高校時代の恩師、
工藤さんの手紙には素直に感動した。

こういう先生、私も出会ってみたかったな。
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by topaz2002 | 2008-02-26 09:49 | 読書

女の憧れ!?寿退職

ちょっと前になりますが、読んでみました。

野ばら (文春文庫 (は3-29))
林 真理子 / / 文芸春秋
スコア選択: ★★★

結局ね……。



贅沢に育ち、美貌も持っている若い女の子二人が、
想いのまま野望のままに願いを叶えて生きていこうとする物語でした。

この女の子の一人が、
宝塚の娘役という設定というのに興味を持って読んでみたのだけど、
どの程度取材して書いたのでしょうか。

かなり宝塚な固有名詞が出てきて、
妙にリアリティがあります。

林真理子さんといえば、
その取材対象が何となく浮かんでしまうのですが、
取材対象の彼女の実体験すか???

物語に登場する娘役の女の子は、
トップ娘役を眈々と狙っていて、
トップ娘役→歌舞伎役者と寿退団が夢(この野望こそ妙にリアルだ)。

ある意味、かなりの誇りとプライドを持った、
タカラジェンヌです。

さて、彼女の想いは叶うのでしょうか……。

どうにしろ、私には浮世離れしたお話でした。

まぁ、事実かどうかはわかんないけど、
ちょこちょこと宝塚裏話的な挿話もあるので、
宝塚をかじったことがある人は、
非常に興味深く読めると思います。
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by topaz2002 | 2008-01-30 00:37 | 読書
最近も読書してます。
読書大好きです。

最近、また映像化確定か!?といったような作品に出会いました。
『SP』でノリノリの金城一紀さんが昨年発表した作品です。


映画篇
金城 一紀 / / 集英社
ISBN : 4087753808
スコア選択: ※※※※※

ハッピーエンドを求めてる。



この本、年末の電車内で読んでいて夢中になり、
乗り過ごして待ち合わせに遅刻してしまいました。

その節は、すみませんでした>Fさん。


閑話休題。



この作品は、『映画篇』というだけあって、
映画のタイトルが付けられた短編5作品からなる作品
(3番目の作品のみ、
『恋のためらい/フランキーとジョニー もしくは  トゥルー・ロマンス』と、
映画タイトル2作品分付けられているのだけど)。

まず、本を開くと飛び込んでくるのは、
オードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』のポスターのイラスト。
このイラストの描かれたポスターが、
夏休み最後の日に区民ホールで映画上映会があることを知らせています。
この区民ホールでの映画上映会がこの作品中の短編全てに彩りを与えます。

5作品ともすべて相互的にリンクしていて、
読み進めながら各々の場面に他作品が感じられて面白い。

ハードな雰囲気作品もあるのだけど、
すべての話にほろっとするポイントも含まれていて、
近いうちの映像化は間違いないって作品ですな。

私は、一番目の『太陽がいっぱい』と、
最後の『愛の泉』がお気に入り。

『太陽がいっぱい』の最後のエピローグは涙なしに読めない。
人間生き続けてみるだけで値打ちもんだと思う。

『愛の泉』の従兄弟同士のやりとりは、
従兄弟達が本当の兄弟のようで、
この辺りも少子化の現代を反映させているのかな。
一人っ子多いものね。
しかしながら、この従兄弟達の結束の強さが何だか素敵だった。

全て読み終えた後、
作品の扉絵を飾る手書きのポスターのイラストを見ると、
ほっこり、暖かい気持ちになります。

映画が愛おしくなりました。


私はいつもハッピーエンドを求めているんだ。
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by topaz2002 | 2008-01-23 22:24 | 読書
今年、やたら色んな人にすすめられた作品、
『ハチミツとクローバー』全10巻を読みました。

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)
羽海野 チカ / / 集英社
ISBN : 4088650794
スコア選択: ※※※※※

こんな作品だったんだー。




本当に様々な皆様にすすめられた。
男子にもすすめられた。
で、すすめてきた全員に、
そんなにおすすめなら貸して☆と頼むと、
全員持っていないという不思議なシロモノ。

じゃあ、ヤフオクで落とすかと思ったものの、
まだちょっとだけお高くて(私的にね)。

そんな中、最近私の通い始めたレンタルDVD屋は、
なーんとレンタル漫画屋さんもやってまして!
おー!貸本だよー。
『黄色い涙』の世界だよー。
江古田や一人暮らしをしていた都内の街では見たことあったけど、
地元にあったんだー!とやや感動。

しかも安い~♪

漫画喫茶で読むのもいいけど、
やっぱり、自宅でまったり読む漫画はいい!
ってことで、一気に読みました。

いやー、おもろい~。
そして、泣けるー。
でも、最後はあっさりさっぱり。
おぉ、噂通りっすね。

しかも、最終巻の10巻って、
全体の半分ちょっと過ぎたところくらいで本編が終わるじゃない。
私、読む感情のペースを完全に間違えてて、
竹本君が旅立ってからも物語が続くと思ってて、
次のページ開いたら、後書きみたいなページになっててかなりびっくり。


私は昨年、映画版を観た際も、
漫画を読み進んでいきながらも、
竹本君の想いは報われないだろうなって思っていたけど、
まさか、はぐが先生を選ぶとは思わなんだ。
森田先輩を選ぶと思ったんだけどなー。

森田先輩を見てて、
格好いいけどつきあったら疲れそうってしみじみ思った。
そばにいるだけでも、面白そうだけど疲れそうだよね。
あぁ、誰かに似てると思ったら、
『花男』の道明寺だ・・・・・・。

この作品をすすめてくれた男子は、
山田さんが痛々しくて見てられないと言っていたが、
私は真山の方が痛々しくて見てられなかった。

しかし、真山の気持ちが報われたのはびっくり。


ちなみに涙ポイントは、
竹本君が病院のベッドで横になりながら、
義理のお父さんカズさんに、
留年することを頼むところと、
最後の竹本君が「うまくいかなかった恋」に、
意味を見い出すところ。

やっぱり、あの竹本君の若さゆえの!?弱さ(ヘタレ具合)には、
自分を重ねちゃうよね。

学生の頃、
竹本君みたいなコいたよなー。
外見はまあまあ、性格も悪くないのに、
何だかもてないの。
いたよねー、ああいうコ。


そして、一番笑ったのは、
竹本君とはぐと山田さんと森田先輩がパン屋でアルバイトして、
父の日の似顔絵パンを作製するとこで、
はぐと森田先輩が競ってむきになって作ったパンが、
リアルに似過ぎていて売れなかったところ。
「お父さん似顔パン☆」でなくて、
「お父さんの焼けこげた頭部★」になっちゃったところ。

後、番外編は全て面白かった。

最高に笑ったのは、
藤原デザイン事務所が舞台の話。
美和子さんが山崎に洋服を選んであげる話。

このお気に入りの番外編も、
パン屋でのアルバイトの話も6巻なんだよね。

6巻、神です。


この勢いで、
WOWOWで放送された映画版を改めて観てみました。

ハチミツとクローバー スペシャル・エディション (初回限定生産)
/ 角川エンタテインメント
ISBN : B000B8F9XO
スコア選択: ※※

そうだったんだー。




昨年、映画館で観ているので、
2度目の映画版『ハチミツとクローバー』です。

いやー、観てびっくり。

初見時、原作知らなかったから、
何となく受け入れちゃったけど、
原作読んじゃった今、
ちょっと受け入れがたいかも。

原作のよさがわざわざ消されてる気がする。

山田さんがケータイ持ってたり、
真山がほんまもんのストーカーになってたり。

竹本君の自分探しの旅のエピソードを入れたなら、
もっと旅に照準を合わせたストーリーにしてもよかったのに。
あんなあっさり帰ってくる自分探しって何だー!

短い時間にエピソード満載だから、
無粋な雰囲気の説明台詞にも興ざめ。

あぁ、原作ありきの作品は何でも難しいね。

それと、あの映画は原作がどの程度の時、
作製したんだろう。

映画は、はぐが森田先輩を選ぶ雰囲気を匂わせてるよね、
私にはそうとれたんだけど。


まぁ、翔さんは格好よかったね。
あんな大学生いるいるー!


そして、『ハチクロ』は、来年はドラマ化かー。

ドラマの方が時間があるから、
ストーリー的には、
もっとゆったりと描けるのかな。


あ、そうそう、
原作読んでしみじみ思ったんだけど、
嵐の『アオゾラペダル』って、
竹本君を連想させる歌だね。

『アオゾラペダル』、もっと好きになりました。
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by topaz2002 | 2007-12-09 23:06 | 読書

『鉄道員』

先日、『オリヲン座からの招待状』の映画を観たので、
再び、原作の短編が収められている、短編集『鉄道員』を読んでみた。

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)
浅田 次郎 / / 集英社
ISBN : 4087471713
スコア選択: ※※※※※



大学生の時、一度読んでいるので、
数年振りの再会。

一度読んでいるにも関わらず、
泣けて泣けて仕方なかった。

主に、移動中に読んだのだけど、
山手線内でも西武線内でも泣けて泣けて。

人目も憚らず泣いた。

『鉄道員』は、
映画版も原作の内容もなぜだかよく覚えていたので、
冷静に読めた。
いいお話だよね。


『ラブ・レター』は、
大学の時も号泣したけど、
この度も号泣。

自宅で読んでいたら、
声を上げて泣いていた気がする。

話の展開も覚えていたのだけど、
やっぱり、あのラブ・レターには泣けちゃうよ。

確か、中井貴一主演で映画化されたよなと思い、
DVDを観てみようと思ったら、
DVD化されてないみたい。
ちなみに韓国でも映画化されてて、
そちらのDVDは見つけたのだけど。

何とかして観てみたいなー。


『悪魔』は、
後味の悪さが何とも言えない。
毒々しいお話。
結構好き。


『角筈にて』、これも泣けたー。
数年前に西田敏行さん主演でドラマ化されてて、
印象に残っちゃってるものだから、
西田さんがちらつきながらの読書でした。


『伽羅』も後味悪いね。
何とも言えない。


『うらぼんえ』も泣けた。
大学の時は、随分大人に思えてた主人公と同い年になっていた自分に驚く。
努力では防げない不幸ってあると思う。
仕方ない。
その時は、新しい一歩を踏み出すしかない。


『ろくでなしのサンタ』は、
主人公の不器用な優しさがいいね。
自分も大変な身の上なのに、
雑居房で一緒になった不器用な男の為に、
一肌脱ぐ主人公。
やっぱり泣けたよ。


『オリヲン座からの招待状』
実はかなり内容を忘れかけていたので新鮮だった。

映画版原作は、あまりに印象が違って驚いた。

映画はわざとああしたとのことで。
そうかー。

とにかく、両方共いいです。


は~泣けました!
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by topaz2002 | 2007-12-04 17:40 | 読書
予告通り、読んでみました。


東京タワー (新潮文庫)
江國 香織 / / 新潮社
ISBN : 410133921X
スコア選択: ※※※



この原作がああなるんかーってのが、
素直な感想。

映画化にあたって、
色んなことに白黒つけてはっきりさせたのね。

この作品は、
起承転結の「結」を迎えないで終わっちゃうって感じなのよ。

この曖昧さを愛していた読者は、
映画ダメだろうなー。

この憂鬱な曖昧感を全面に出して、
映画化したら、
それはそれでよさそう。

でも、まぁ、いいや。

映画も原作も楽しめたから。
あぁ、楽しかった。
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by topaz2002 | 2007-12-04 16:45 | 読書

『包帯クラブ』

包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)
天童 荒太 / / 筑摩書房
ISBN : 4480687319
スコア選択: ※※※※※



先日観た映画があまりによかったので、
読んでみました。

原作もとてもよかった。

映画は、
本当に上手に映像化したんだなという印象。

映画も小説も本当におすすめ。

映画だと、窺い知ることはできなかった、
ディノ以外のメンバーの将来を窺い知ることができます。

多感なあの時を越えて、
皆大人になったんだね。

希望を感じさせる物語に出会うと、
元気が出るね。

私、元気が出たよ。
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by topaz2002 | 2007-12-04 16:33 | 読書

男子の領域

ザ・ゾンビーズシリーズを読みました。


フライ,ダディ,フライ
金城 一紀 / / 講談社
ISBN : 4062116995
スコア選択: ※※※※※


SPEED
金城 一紀 / / 角川書店
ISBN : 4048736264
スコア選択: ※※※※


やっぱり、憧れるねー、女子いらずの男子の世界。
そして、主人公達が目指すのが正義なのもいい。

『フライ,ダディ,フライ』は、
娘の為に強くなろうと努力する、
復讐に燃えるサラリーマン鈴木と、
鈴木に指導をするゾンビーズの舜臣のやりとりが物語の核。
物語は、鈴木の目線で進行していきます。

勿論、ちょこちょこと、
お馴染みのゾンビーズメンバーも出て来るのだけど、
舜臣の人となりを伺える物語でした。

舜臣って、本当に魅力的なコなんだよね。

舜臣は、必然で強くなった。
舜臣は、痛みを知っている。

舜臣曰く、基礎とは、「いらないものを削ぎ落としていって、必要なものだけを残すこと」だそうで。
「何も壊さずに新しく何かを作り出そうなんて、そんな都合のいいことありえない」そうです。

深いなー。勉強になるなー。

V6の岡田さん主演で映画化されているそうですが、
私は未見です。

今度、観てみようっと。


『SPEED』は、
ゾンビーズに女の子が絡む、
初のスタイルのお話。

ゾンビーズに絡む、
佳奈子ちゃんという女子高生の目線での物語でした。

個人的に私も「カナコ」なので、
勝手にときめきながら読みました。


一応、やや淡いラブストーリーでもあるよね。
佳奈子は、アギーを好きだよね、きっと。

それにしても、魅力的なのは、舜臣。
佳奈子がクラスメイト全員にシカトされた時、
「おまえがクラスの連中をシカトしてやれよ」
っていうのよ。
この発想、この強さ、惚れるよねー。
できれば、10代の頃に読みたかったよ、この本。

この物語は、アギーの人となりも伺えるんだけど、
アギーも格好いいのよね。
悩む佳奈子に、
「いまのおまえは頭で考えたことより、ハート(心)とソウル(魂)で感じたことのほうを大切にしたほうがいい」
とか言うんだよねー。

そして、南方も「逃げてもいい」というアドヴァイスをするところにときめきました。
そう、時には逃げてもいいと思うの、私も。
逃げなきゃダメになっちゃう時って、絶対にあるもの。

女子いらずの男子の世界のはずなのに、
女子か!?って思ったけど、
彼女が最後に気づく「みんなの風にはなれない」っていう感情がすべてだね。
ゾンビーズは永遠です。

『燃えよドラゴン』と『リトル・ダンサー』と『犬神家の一族』観たくなったよ。

あ、お母さんが佳奈子の夢を勘違いしているのがおかしかった。
「それで、試験は合格したの?」は名言です。
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by topaz2002 | 2007-12-04 16:22 | 読書