私の感激記録


by topaz2002
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『カゴツルベ』

昨晩、青山劇場にて『カゴツルベ』を観劇して参りました。
主演は、関ジャニ∞の安田章大さん。

自分でもびっくりだけど、
最近ジャニ舞台づいてるね、私。

この度は、完全にかざぽんくんこと風間俊介さん目当てで行って参りました。
風間さんの役所は、安田さん演じる絹問屋の若旦那の使用人。
と言っても、歳も近いし、使用人というより、
親友のような関係の青年役でした。

完全に風間さん目当てで、そんなに内容には期待しないで行ったのですが
(先に観劇した方から、いまいちな感想を聞いてしまいまして……)、
とっても楽しめる舞台でした。

以下、ネタバレ含みます。


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物語は、絹問屋の若旦那が、吉原で花魁に恋をして、
破滅していく課程を描いたものでした。



ある日、絹問屋の若旦那(安田)は、
馴染みの大商人で遊び慣れた男(岡田浩暉)に連れられて、
使用人(風間)と共に吉原に足を踏み入れます。

そこで、たまたま花魁道中が始まり、
当代一の花魁、八ッ橋(藤澤恵麻)を見かけます。


若旦那は顔から身体にアザがあり、
その容姿の為、まわりから気味悪がられてきた青年。

実はそれゆえか、捨て子であったのを、
亡くなった絹問屋の先代に拾われた育ったという過去を持っていました。


そして、早速若旦那達は遊郭に出向くものの、
どの遊女にもその容姿を気味悪がられ避けられてしまう若旦那。

若旦那はそんなことには慣れてしまっているようで、
はにかみながら、使用人にもう帰ろうと提案します。

その時、現れたのが先程見かけた花魁八ッ橋。

容姿を気にして、女性と関係を持ったことがなかった若旦那。
生まれて初めての展開に完全に落ち着きをなくしていると、
八ッ橋は若旦那の顔のアザに触れ「私はこのアザが好きよ」と囁く……。

そしてね……。

そりゃ、場所が場所だし、若旦那はお金は払ってますからね。
その通りの展開を迎えます。

……。

そりゃ、若旦那、八ッ橋に参っちゃうでしょ。
好きになっちゃうでしょ。

初めてありのままの自分を受けれてくれた女ですもの……。
実の親にさえ捨てられたのに。

で、若旦那はいつか八ッ橋を身請けしたいと願うようになってしまうのは容易いことでした……。

台詞では、始めは「お嫁さんにしたい!」って感じに素直に表現してて、
とっても可愛かった。


しかし、そこは吉原。
純情過ぎる若旦那が喰いものにされていくのも容易いことでした……。



ツライ物語だったと思う。
私はそれなりに年齢を重ねてしまったせいか、
物語の展開は想像の範疇だったのだけど
(つうか原作ものだし、よくある話だしね)、
隣の席の学校の制服着たまま観劇していた女子高生(女子中学生かも!?)が、
後半大号泣しちゃってて、
あぁ、これは10代女子にはキツイお話だよなーと思いました。


でも、私も騙された振りをしている若旦那の姿にはほろっときた。
涙は出なかったけど。
惚れた弱みの極みを見せられた気がした。


そして、この物語のキモで、
この物語に救いがあるかないかの判断材料になると思ったのは、
八ッ橋が本当は若旦那のことをどう思っていたかだと思われ。

私はね、八ッ橋は若旦那を愛していたと思ってる。
しかし、八ッ橋は吉原でしか生きられないだけだったのよね。

だから、私は、『カゴツルベ』は救いのあった物語だと思ってる。
哀しくて仕方ない話ではあったけど。




私は関ジャニ∞は、
個々に気になるメンバーはいるものの全体的に圏外でした(すまん)。
この作品でかなり安田さんの評価が上がりました。

物語の本当の終盤の狂気の沙汰は、色気があってとっても格好よかった。
一幕冒頭の可愛らしい姿もよかった。


風間さんは、相変わらずうまかった。
若旦那の使用人で親友ってポジションを見事に演じきってた。

ちなみに今回、恋人というか許嫁がいる設定で、
映画『僕は妹に恋をする』で松潤を追いかけ回してたコ(小松彩夏)とラブラブでした。
彼女とデュエットで歌い踊ったりする場面があったのですが、
あまり芸達者でない彼女を守っているかのように歌い踊る風間さんが素敵でした。

風間さんの本当の終盤の演技もよかったね。
やるせなさが伝わってきた。


安田×風間で結構長い時間歌い踊る場面があるのだけど、
小さい二人がじゃれ合うように踊る様は可愛らしさで溢れてました。


八ッ橋の藤澤さんは、
伝説の朝ドラ『天花』、『金八先生』以来でちゃんと演技を観ました。
色々と覚悟をして観劇したのですが、
花魁という独特の役だった為、
色々と流して観ることができました。

おっとりとした雰囲気が母性を感じさせてよかったかも。
しかし、デカく見えたねー。
安田×風間が小さいせいだからだけどさ。
花魁役はの花魁の頭飾りのせいでデカイのかなって思えるのもよかったです。
↑やや意味不明。



見習い遊女すあまの舞風りらさんは、
宝塚退団後初めて観ました。

第一幕の若作りにはただただびっくり(正直かなりキツかった)。

舞風さんの芸風だと一番しっくりくるのは、
遊郭のおかみさん役だよなーと思いました。

宝塚雪組のトップ娘役だったけど、姫、ヒロイン役者じゃないんだよね。

しかし、第二幕冒頭で歌い踊る舞風さんを観て、
やっぱり彼女はショースターだと思いました。


最後にだけど、この物語、
私は登場人物全員の言い分がわかる気がしました。
吉原じゃなくても嘘は誠に変わるよ。

あぁ、何だか語っちゃったなぁ。
まぁ、今回はこんなところで。
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by topaz2002 | 2009-03-25 23:47 | Jネタ