ハッピーエンドを求めてる。
2008年 01月 23日
最近も読書してます。
読書大好きです。
最近、また映像化確定か!?といったような作品に出会いました。
『SP』でノリノリの金城一紀さんが昨年発表した作品です。
映画篇
金城 一紀 / / 集英社
ISBN : 4087753808
スコア選択: ※※※※※
ハッピーエンドを求めてる。
この本、年末の電車内で読んでいて夢中になり、
乗り過ごして待ち合わせに遅刻してしまいました。
その節は、すみませんでした>Fさん。
閑話休題。
この作品は、『映画篇』というだけあって、
映画のタイトルが付けられた短編5作品からなる作品
(3番目の作品のみ、
『恋のためらい/フランキーとジョニー もしくは トゥルー・ロマンス』と、
映画タイトル2作品分付けられているのだけど)。
まず、本を開くと飛び込んでくるのは、
オードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』のポスターのイラスト。
このイラストの描かれたポスターが、
夏休み最後の日に区民ホールで映画上映会があることを知らせています。
この区民ホールでの映画上映会がこの作品中の短編全てに彩りを与えます。
5作品ともすべて相互的にリンクしていて、
読み進めながら各々の場面に他作品が感じられて面白い。
ハードな雰囲気作品もあるのだけど、
すべての話にほろっとするポイントも含まれていて、
近いうちの映像化は間違いないって作品ですな。
私は、一番目の『太陽がいっぱい』と、
最後の『愛の泉』がお気に入り。
『太陽がいっぱい』の最後のエピローグは涙なしに読めない。
人間生き続けてみるだけで値打ちもんだと思う。
『愛の泉』の従兄弟同士のやりとりは、
従兄弟達が本当の兄弟のようで、
この辺りも少子化の現代を反映させているのかな。
一人っ子多いものね。
しかしながら、この従兄弟達の結束の強さが何だか素敵だった。
全て読み終えた後、
作品の扉絵を飾る手書きのポスターのイラストを見ると、
ほっこり、暖かい気持ちになります。
映画が愛おしくなりました。
私はいつもハッピーエンドを求めているんだ。
読書大好きです。
最近、また映像化確定か!?といったような作品に出会いました。
『SP』でノリノリの金城一紀さんが昨年発表した作品です。
映画篇
金城 一紀 / / 集英社
ISBN : 4087753808
スコア選択: ※※※※※
ハッピーエンドを求めてる。
この本、年末の電車内で読んでいて夢中になり、
乗り過ごして待ち合わせに遅刻してしまいました。
その節は、すみませんでした>Fさん。
閑話休題。
この作品は、『映画篇』というだけあって、
映画のタイトルが付けられた短編5作品からなる作品
(3番目の作品のみ、
『恋のためらい/フランキーとジョニー もしくは トゥルー・ロマンス』と、
映画タイトル2作品分付けられているのだけど)。
まず、本を開くと飛び込んでくるのは、
オードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』のポスターのイラスト。
このイラストの描かれたポスターが、
夏休み最後の日に区民ホールで映画上映会があることを知らせています。
この区民ホールでの映画上映会がこの作品中の短編全てに彩りを与えます。
5作品ともすべて相互的にリンクしていて、
読み進めながら各々の場面に他作品が感じられて面白い。
ハードな雰囲気作品もあるのだけど、
すべての話にほろっとするポイントも含まれていて、
近いうちの映像化は間違いないって作品ですな。
私は、一番目の『太陽がいっぱい』と、
最後の『愛の泉』がお気に入り。
『太陽がいっぱい』の最後のエピローグは涙なしに読めない。
人間生き続けてみるだけで値打ちもんだと思う。
『愛の泉』の従兄弟同士のやりとりは、
従兄弟達が本当の兄弟のようで、
この辺りも少子化の現代を反映させているのかな。
一人っ子多いものね。
しかしながら、この従兄弟達の結束の強さが何だか素敵だった。
全て読み終えた後、
作品の扉絵を飾る手書きのポスターのイラストを見ると、
ほっこり、暖かい気持ちになります。
映画が愛おしくなりました。
私はいつもハッピーエンドを求めているんだ。
by topaz2002
| 2008-01-23 22:24
| 読書