念願の『ゆれる』
2006年 10月 23日
本当に今日はノリノリです。
さて、土曜日に念願の映画『ゆれる』を観てきました!
新宿での苦節数ヶ月を経て、
所沢で観てきました。
素晴らしい作品でした。
オダギリジョーは、
無責任で勝手な弟だったし、
香川照之は、
田舎の素朴なお兄ちゃんだった……。
あの橋を渡るまでは……。
細かい印象的な場面が多かったなー。
お兄ちゃんが母親の一周忌の後の宴会の席で、
喧嘩を始めた弟と父親の仲をとりなして、
必死になっている足元をとっくりから漏れている酒が濡らしている場面。
兄弟の幼馴染の女性が料理をしている時の包丁の音が、
時計の秒針の音と重なっていく場面。
この二つがやたら印象的名場面でした。
後、弟が幼馴染との情事の最中に、
「舌、出せよ」ってのもすごかったわな。
お兄ちゃんが、
弟のことを困らせてやろうとしてるんだ、
その為なら、何にでもなれるんだというところが恐ろしかった。
兄弟って何でしょう???
ということを、主人公兄弟と、
更に主人公の父と伯父を通しても考えさせられたわ。
私は男性でないから、
男同士の感情なんてわかるわけない。
しかし、この作品を観ながら頭に浮かぶのは、
父と叔父の兄弟、男二人兄弟の友達のことばかり。
そう言えば、
うちの兄も「加奈子が弟じゃなくてよかった」
と言っていたこともあったそうで(本意はわからないけど)。
男二人兄弟の人が観たら、
どんな感想を抱くのか聞いてみたいです。
ちなみに、二人姉妹の感情については、
吉田秋生の『ラヴァーズ・キス』が秀逸と思われ
(映画版はダメよー、漫画で読んでね)。
この作品は姉妹の間の感情が話の骨子というわけではないのだけどね。
あくまで、思われなのは、
私が姉妹でないから。
姉妹の方の『ラヴァーズ・キス』の感想も聞いてみたい。
最後に、この作品は、
監督が書き下ろしたこの映画の為の物語。
当たり前のようだけど、近頃珍しい。
こういう作品をもっと観たい。
さて、土曜日に念願の映画『ゆれる』を観てきました!
新宿での苦節数ヶ月を経て、
所沢で観てきました。
素晴らしい作品でした。
オダギリジョーは、
無責任で勝手な弟だったし、
香川照之は、
田舎の素朴なお兄ちゃんだった……。
あの橋を渡るまでは……。
細かい印象的な場面が多かったなー。
お兄ちゃんが母親の一周忌の後の宴会の席で、
喧嘩を始めた弟と父親の仲をとりなして、
必死になっている足元をとっくりから漏れている酒が濡らしている場面。
兄弟の幼馴染の女性が料理をしている時の包丁の音が、
時計の秒針の音と重なっていく場面。
この二つがやたら印象的名場面でした。
後、弟が幼馴染との情事の最中に、
「舌、出せよ」ってのもすごかったわな。
お兄ちゃんが、
弟のことを困らせてやろうとしてるんだ、
その為なら、何にでもなれるんだというところが恐ろしかった。
兄弟って何でしょう???
ということを、主人公兄弟と、
更に主人公の父と伯父を通しても考えさせられたわ。
私は男性でないから、
男同士の感情なんてわかるわけない。
しかし、この作品を観ながら頭に浮かぶのは、
父と叔父の兄弟、男二人兄弟の友達のことばかり。
そう言えば、
うちの兄も「加奈子が弟じゃなくてよかった」
と言っていたこともあったそうで(本意はわからないけど)。
男二人兄弟の人が観たら、
どんな感想を抱くのか聞いてみたいです。
ちなみに、二人姉妹の感情については、
吉田秋生の『ラヴァーズ・キス』が秀逸と思われ
(映画版はダメよー、漫画で読んでね)。
この作品は姉妹の間の感情が話の骨子というわけではないのだけどね。
あくまで、思われなのは、
私が姉妹でないから。
姉妹の方の『ラヴァーズ・キス』の感想も聞いてみたい。
最後に、この作品は、
監督が書き下ろしたこの映画の為の物語。
当たり前のようだけど、近頃珍しい。
こういう作品をもっと観たい。
『ゆれる』
原案・脚本・監督・西川美和
企画・是枝裕和
オダギリジョー 香川照之 他
2006年 日本
by topaz2002
| 2006-10-23 00:15
| 映画